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2024.12.25

伊勢神宮の森~宮域林~を視察

内宮を正式参拝<br>

内宮を正式参拝

宮域林内の視察<br>

宮域林内の視察

ヒノキ人工林入口にかけられた小橋      <br>約2,000年にわたり進化がやんだ森林は     <br>貴重な植物と生き物たちの宝庫となっている<br>

ヒノキ人工林入口にかけられた小橋      
約2,000年にわたり進化がやんだ森林は     
貴重な植物と生き物たちの宝庫となっている

樹齢100年生のヒノキ H18m,C2m,W10m 下枝8m<br>大樹直径1m以上に成長させるため間伐時に枝先がふれる<br>隣接木を伐り(受光伐)、下枝は10m以上切らない<br>

樹齢100年生のヒノキ H18m,C2m,W10m 下枝8m
大樹直径1m以上に成長させるため間伐時に枝先がふれる
隣接木を伐り(受光伐)、下枝は10m以上切らない

樹齢100年生のヒノキ H25m,C1,5m,W6m       <br>下枝12m 大樹直径60㎝以上に成長させるため<br>受光伐を繰り返し、下枝は15m以上残す<br>

樹齢100年生のヒノキ H25m,C1,5m,W6m
下枝12m 大樹直径60㎝以上に成長させるため
受光伐を繰り返し、下枝は15m以上残す

令和6年11月21日、埼玉県森林組合連合会 代表理事 吉田会長、内田緑化興業 内田会長他 6名で神宮司廳営林部神宮技師 山本様のご案内で伊勢神宮内宮を正式参拝させて頂きました。
参拝後2000年という永い歳月・自然の状態で守り続けてきた伊勢神宮の森~宮域林~を視察致しました

宮域林は伊勢市の南部に位置し標高300~500mの尾根で囲まれ、五十鈴川と島路川の水域があり、5,512haの面積です。地質は中古生層の変成岩からなり、土層は浅く、樹木の生育には良くないが天然林にはスギ、モミ等の針葉樹にカシ、シイ、クス、ヤブツバキ、サカキ等の常緑照葉樹が混交している。植物の種類も豊富で学術的にも貴重な森である。また、人工林はヒノキを主とし森林生態系の調和を図るため、広葉樹との混交林に誘導する施業を行っている。御造営上、最も神聖な「心の御柱」・・・胸高直径(地上1,3m)1m以上の大樹の育樹を目標にヒノキの育成期間を200年とし、1ha当たり100本程度の選木としている